【読書感想文】あこがれを抱きしめて

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いま、私が憧れているもの。

キラキラのネイル

すれ違ったときにどきっとする香水

縁側でお茶を飲む老後

泡であふれたお風呂

私だけの本屋さん

そして、赤のモレスキン

 

子どもの頃から「憧れ」がいっぱいある人生だった。

将来の夢も、なりたいひとも、やりたいこともたくさんある。

いつだってなにかに憧れて、目指して、叶えたり変えたりしてきた。

 

『赤いモレスキンの女』を読んで、またひとつ「憧れ」ができた。

 

私にとって「憧れ」が増えることは喜ばしいことだ。

なぜなら自分を変えるチャンスだからだ。現状維持だけになるのは嫌だ。

できることならひとつでもふたつでもタンスの肥やしを増やしておきたい。

 

赤いモレスキンへの憧れは、ただそれを買うだけではいけない。

この本に登場する赤いモレスキンの手帳の持ち主のように

手帳に私自身が表れるように書き留めて、考えて、また書き留める。

そうすることで私と向き合わなくてはならない。

それができるひとになってこそだと思うのだ。

 

 

赤いモレスキンが似合うひとになりたい。

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